詩 考 索 吾
ー MY POETRY91
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POETRY [目次]
あの頃
艶やかな光の乱舞するステージの中に
影法師のようにひっそりと佇んでいた
華やかな賑わいの中に掻き消されていった
小さな呟きだけが俺の叫びだったのか
淀みに沈殿しているのが何者かは知らないが
自嘲の泡を吹き上げては
嗚咽するように意味不明な声を震わせている
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